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zoom RSS 「入門 東南アジア近現代史」 岩崎育夫 講談社新書

<<   作成日時 : 2017/03/21 15:39   >>

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ボランティア活動の一環で、一昨年秋から半年余り、東南アジアに関する勉強をした。
博物館の展示や講演など聞いたり資料を調べたり。
知っているようで知らない地域だと実感した。
その作業の成果は、残念ながらまだ日の目を見ないのだが・・・いつかは!


主として民族学の視点での話を聞いたが、歴史的背景にふれないと話は始められない。
常に年表を意識しながら話を聞いたり、資料を読んでいた。

久々に、東南アジアの復習を〜と、書店を見まわして、この本を選んだ。
気が付いたが、私たちが現代史(つい最近のこと)思っていたものは、すでに近代史の範疇。
あるいは、はるかな過去の話になっている!
インドネシアのスカルノ時代も、フイリピンのマルコス時代も、つい先日のことのように覚えているが。

この本を読んでいると、歴史の視点から語られることと、民族学の視点とは、微妙に違うと思った。
地域をあらわす「多様性」というキーワードは、同じだけれど・・・・
東南アジアの多様性を示す一例として、宗教がある。
たとえば中近東全体のイメージとしてイスラム教、ヨーロッパならキリスト教というおおざっぱなくくりも、あながち間違いにはならない。
ところが、東南アジアは違う。
政治権力の変遷は、宗教(為政者がリードするもの)と深く関連するが、とにかくこの地は多宗教。
様々な宗教がある…自然と関連した地理的なものとして。
そして、地理的状況も、そこから派生する宗教のありかたも、多様である。

歴史としては、伝統的な土着国家が、国家意識のもとに統一国家になったり、または、植民地となって宗主国の意向で国境が作られたり、その後は、独立の機運があった(ずっと以前より日本とのつながりもあり)。
各国の独立運動の志士たちの出身階層の比較や、日本との関係の章もある。
唯一植民地とならなかったタイの、それはそれでの事情や問題点など。

その後の経済開発で日本が果たした役目やら、マイナスの役目やら・・・
はるか昔の、日本とかの地とのつながりとか・・・・そうだった。

著者は、アジア史の研究者で、拓殖大学の教授。
新書らしく、多少の細かいことは無視してザクッと歴史を切り分けてある。


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