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zoom RSS 「けさくしゃ」 畠中恵 新潮社

<<   作成日時 : 2017/04/11 16:22   >>

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病弱な若だんなシリーズなど、好きな作家さんである。
食べ始めたら止まらないカッパエビセンとかポテチのような存在・・・気軽に楽しめる。
読み終わると、ほのかな寂寥感あり、おもしろみあり・・・読後感すっきりジンジャーエールのようなさわやかさ。
(ところでポテトチップスが生産終了やら停止やらのニュース!悲しいッ!)

さて、この「けさくしゃ」も友人Oちゃんの差し入れ本である。
江戸時代の戯作者を巡ってのオモシロイ話・・・史実に基づいたり、虚実混ぜ合わせての「オハナシ」である。
タイトルは「げさくしゃ」ではなく「けさくしゃ」・・・同じことだが。
でも、なんとなく「け」のほうが、江戸時代のイメージがでる・・・・かな?

肩書だけはある、いわば無職の旗本に、戯作者としてやっていかないか〜と働きかける新興版元(本屋)。
幕府批判の取り締まりがあったり、禁書さわぎやら、江戸と大坂の版元の盗作騒ぎやらと、にぎにぎしい展開だ。
殺人事件もあり、人情話もあり・・・・盛りだくさん。

おそらく現在の新進作家への、各出版社の編集者の働きかけ(お金をかけずの効果的に)などを元に書かれた皮肉な文章〜と察せられるものが多数・・・・読者としては大笑い。
畠中恵ではないが、中堅どころの男性ミステリー作家のブログをちょくちょく読んでいる。
「フムフム、今も同じようなことが」と、、思い出させるエピソードが多い。
古今東西どの作家さんにとっても、大手出版社の編集者はデビューさせてもらったありがたい存在であり、オニでもあり・・・だ。
畠中恵も、こんな風に現在の編集者や出版業界を風刺しては、ストレス発散しているのかな?

畠中恵の作品は、読んでいるとすぐに映像が浮かんでくる。
事実、ドラマ化されているものもある・・・私は、キャストのイメージが違って見なかったが。
この本も、なんだかいろいろな俳優さんの顔が浮かんでくる。
はい、おいしいポテチでした・・・じゃなかった、楽しい本でした。



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