「犯人に告ぐ2」上下 雫井脩介 双葉文庫

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息子が貸してくれた本・・・返すと「また、本の扱いが雑い!」と叱られた。
読みやすくするために、本を無意識にペキッと折って開けやすくするクセがある私。
本を汚さないように丁寧に読むタイプの本好きもおられるが、私は「本は読んでナンボ」というタイプ。
熱心にページをめくると、やはり丁寧さばかりでは~と、思っている。


さて、この本の話の初めは振り込め詐欺の話。
背景には暴力団の組織的なノウハウの蓄積がうかがえるが、いろいろな分野別の人物を雇っての振り込め詐欺の様子から始まる。

会社の同僚を名乗り、息子の不始末を公にする前に収めようと、高齢者夫婦に持ち掛ける。
下調べも丁寧で、電話での直接の会話から様子を探り、請求する金額(相手に出させる金額)を即断する専門家もいる。
お金の受け取り役も、年齢や話し方によって、人選する役もいる。
そういうリーダーは、職を持ち、とりあえず普通の生活をしている・・・フ~ン、ナルホド。


で、話は転換して、彼らが誘拐犯罪にかかわっていく。
その発端というのも、内定企業からの突然の内定取り消し。
ナルホド時代を表しているともいえる。

警察を出し抜いての身代金のやり取りは、初めの振り込め詐欺のノウハウを応用する。
ほう、そうくるか~と、なぜか納得する。

「おもしろかった」と言っては語弊があるが、でも、おもしろかった。

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